酔いどら

黄桜 通の純米冷酒

「吾輩は猫である」の吾輩猫、最後にどうなる?

 

 

 

 

 

まったりと長い、夏目漱石の「吾輩は猫である」

最後どうなるんだろうと思いながら読んでいたら、

全く突然、終わってしまうんですね。

三平君の残したビールを飲んで酔っ払った吾輩は、甕の水に落ちて死んでしまうのです。

 

 

可笑しいような哀しいような、あっけない最期ですが、

私はなぜなんだか悲しくてたまらない。

吾輩が酔っ払って踊っている姿を切り絵に留めました。

原作の猫は灰色、日本酒ではなくビールだけれど・・・

テキーラバージョン

猫だらけ


おぢさんくさい後ろ姿。

 

呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする。   夏目漱石

 けだし名文ですね。

 

 

瓶はこれ。

徳利の形が面白い。飲みやすいお酒で、一気になくなりました。